国際機関から認定取得 日本ガイシ、CO2削減目標を評価

 日本ガイシは5日、国際的な認定機関「SBTイニシアチブ」から、ネットゼロ基準で認定を取得したと発表した。日本ガイシの2050年二酸化炭素(CO2)排出量ネットゼロに向けた目標が科学的に妥当であると認定された。

 ネットゼロ基準とは、パリ協定で定められた、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べ1.5度に抑えるという目標を達成するための基準。

 日本ガイシは、21年に「NGKグループ環境ビジョン」を策定。50年までにグループのCO2排出量(スコープ1、2)を実質ゼロとすることを目指して取り組んでいる。加えて、スコープ3については、30年までに25%、50年までに90%以上削減する目標を掲げている。

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