スラッシュ「アクセルと再び話し始めたときは最高だった。彼のことを恋しく思っていたから」

スラッシュが、約20年間絶縁状態にあったアクセル・ローズと和解したことについて振り返り、「最高だった。彼のことを恋しく思っていたからね」と語った。

米カリフォルニアのラジオ局KRXQ-FMの番組『The Abe Kanan Show』にゲスト出演したスラッシュは、2016年に開催されたガンズ・アンド・ローゼズのリユニオン・ツアーで撮影されたアクセル、スラッシュ、ダフ・マッケイガンの3人が再び一緒にステージに立つ写真を見せられると、こう話した。

「ああ、素晴らしかった。話せば長くなるが…、アクセルと俺が再び話し始めたときは最高の気分だったよ。俺は彼のことを恋しく思っていたからね。俺らは敵意を抱くようになり、それは時が経つにつれどんどん酷くなっていた。だから、ようやく口をきき、プレイすることについて話し始めたとき、俺らは重荷から解放された気分だった。また一緒にやることにワクワクしたよ。そして、あの絆があった。一緒にステージに上がったり、共作しているときのあの強烈さ…、考えないようにしてたんだろう。ああ、だから本当にクールだった。俺らが全てを乗り越えることができたのを俺は嬉しく思っている」

スラッシュは2018年、モトリー・クルーのニッキー・シックスのラジオ番組に出演したとき、シックスからバンド脱退は離婚と同じで傷ついたのではないかと問われると、「そういうのはいつもあった。個人的な事柄に踏み込むつもりはないけど、この20年間、後味が悪かった。それがなんであれね。でも、結婚と同じで、誰かを愛していると…、いつだってそういう感情は残る。その上、メディアのせいで泥沼化してた。必要以上に大きくなってた。だから、彼と実際話したときは、すごくクールだったよ」と、答えていた。

Ako Suzuki

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