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2024年6月19日に公開された動画のテーマは、自民党総裁・立憲民主党代表に誰を望む?です。
ゲストにJX通信社代表の米重克洋氏をお招きし、自民党総裁、立憲民主党代表の調査の他に、政治資金規正法の改正案などについての調査結果も語っていただきました。
【このトピックのポイント】
- 次の自民党総裁にふさわしいのは、非主流派筆頭のあの人が1位?!
- 次の立憲代表にふさわしいのは、現代表よりも知名度の高いあの人?!
- 政治資金規正法の改正案は、過半数の人が評価しない結果に!
自民党総裁に最もふさわしいのは?
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最初は「自民党の総裁選が秋に予定されています。あなたは、次の自民党総裁として最もふさわしいのは、次のうち誰だと思いますか?」という質問です。
米重氏は、この質問は「次の総理大臣として誰が1番いいですか?」と読み替えもできると語りました。
結果は、1位石破茂氏、2位小泉進次郎氏、3位上川陽子氏、4位高市早苗氏、5位岸田文雄氏、6位河野太郎氏でした。
1位が石破氏というのは、報道各社の調査と同じ傾向です。
自民党支持層の調査では、石破氏と岸田氏が並び、小泉氏、高市氏、河野氏と続きました。
石破氏は、安倍政権の時代から「自民党の非主流派」と言われています。
「今は『変わらなきゃいけない』という雰囲気が自民党支持層内にもあるため、全体においても、自民党支持層においても、石破氏が1番多いという結果になる」と米重氏は解説しました。
石破氏以外は、横並びの数字で、綺麗にばらけました。
現状はまだ総裁選立候補の表明や政策も出てきていないため「なんとなく名前を知っている人を選ぶ」状態で「人気投票」のようなものだと、米重氏は語ります。
米重氏「逆に言うと、今後、大きく変わる可能性もある」
若手議員などまだ世間的に名前が知られていない方が「目が覚めるような党の改革案や国政の改革案を打ち出し『我こそは!』と名乗りを上げたら、一気に数字が伸びる可能性もある」と言及しました。
立憲民主党の代表に最もふさわしいのは?
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こちらは「あなたは、次の立憲民主党代表として最もふさわしいのは、次のうち誰だと思いますか?」という質問です。
1位野田佳彦氏、2位泉健太氏、3位枝野幸男氏という結果でした。
この結果に米重氏は「野党の政治家は露出が限られる」ため、知っている人から選ぶとしたら「首相経験者、現代表、前代表という感じになった」と解説しました。
支持政党別で見てみましょう。
立憲支持層では野田氏、泉氏、枝野氏と、全体の結果と同じ順番でした。
無党派層では、野田氏が圧倒的な1位、その他、泉氏という順番です。
自民党支持層は、野田氏、泉氏、その他という結果でした。
米重氏は、立憲以外の支持層では「自分の支持政党の代表が総理大臣にならない場合、誰が総理大臣だったらゆるせるかという感覚で野田氏が選ばれたのではないか」と言及。
「次の次の総理を意識して、みなさんが回答した可能性がある」と語っていました。
立憲の泉代表が1位にならなかった結果について米重氏は「立憲は、ここ何年間も、政権交代によって、総理大臣を出す政党だとみなされていなかった」と解説。
結果として「泉さんという党の顔が注目を浴びる機会が少なかった」とコメントしました。
最近は「もしかしたら(政権交代が)あるかも?という視点でマスコミ報道が出始めているので、これからどう動いていくかは、注目のひとつだ」と語りました。
政治資金規正法の改正案とマイナンバーの評価は?
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「参議院で審議が行われている政治資金規正法の改正案は、パーティー券を購入した人を公開する基準額を「5万円超」に引き下げ、政策活動費の領収書を10年後までに公開するとしています。あなたは今回の改正案を評価しますか?」という質問をしました。
MC千葉「パッとご覧いただくと、評価しないの方が多そうですね」
米重氏「電話でもネットでも半数近い人が全く評価しない。あまり評価しない人を合わせると7割ぐらいに達しています」
この結果に米重氏は「この政治資金規正法の改正案が世論の納得を得られているとは言い難い」と言及しました。
MC千葉が、時間が経つと結果が変わるのかどうかを質問しました。
米重氏は「自民党の政治姿勢自体が大きく変わったと世の中に見なされない限りは変わらない」とコメント。
「(自民党には)自浄作用みたいなものがあまりない」と世間から見られ、「政治姿勢の内容よりも、その前の部分で世論から疑念を得ているのではないか」と語りました。
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次に「来年にもiPhoneにマイナンバーカード機能が搭載され、手元にカードがなくても身分証明書や公的証明書の発行などが可能になる予定です。今後マイナンバーを活用したいと思いますか?」という質問も行いました。
「マイナンバーカードを活用したいとは思わない」が最も多い結果となりました。
マイナンバーの活用は、政府への信頼度とデジタルへの抵抗感が結果に影響し、高齢層では「どちらかというと活用したくない」の割合が増える傾向があります。
与党の自民党支持層や支持層が若い維新は、活用したい人が比較的多いです。
また、野党の立憲支持層と共産党支持層は、支持する方の年齢層も高いため、活用したくない人が多い結果でした。
一方で、国民民主党は、最多の5割近い人が活用したいという結果が出ました。
「国民民主党は、若い都市部の方や男性が支持している傾向があり、この層とマイナンバーの活用態度が繋がっている感じがしますね」と米重氏はコメントしました。
動画本編はこちら!
次の総理大臣を決める?!自民党総裁選と立憲代表にふさわしいのは誰?!
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