4-3-3の崩しで日本代表/三笘薫のような個における1対1でドリブル突破する方法とは!?【サッカー局面を打開する デキる選手の動き方/林陵平】

4-3-3の崩し⑥個における1対1のドリブル突破

5つの攻撃パターン⑤

突破力と得点力が攻撃的な選手には最重要

アタッキングサードに入ったらやはり重要なのは「個」になります。1対1でディフェンスをどれだけ剥がせるか、そのクオリティはとても大事です。日本代表で言えば三笘選手の個は世界でも認められてきています。また攻撃的な選手は得点を取ってこそ認められるところもあり、どれだけ1対1で突破できても最後の得点に結びつかないと結果を残したことになりません。ですのでゴールを決める能力をどうやって伸ばしていくか。そのクオリティを上げるために意識していかなければなりません。

ディフェンスを剥がせる1対1のクオリティ

サイドでウイングがボールを受けての1対1。ここで高い確率で抜けることができればゴールチャンスはたくさん作れる。

スピードがあるならそのスピードをどう活用すれば相手が抜けるのか考えよう。

アタッカーはドリブルの武器を持とう

アタッカーなら得意なドリブルを持っておきたい。絶対の自信が持てるくらい練習しよう。

縦のドリブルと中へのカットイン。この2つを磨くだけでも武器になる。

【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平

【書誌情報】
『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』
著:林陵平

日本がワールドカップなどに出場できるようになって以来、ドリブルやシュートといった個人技以外に、選手それぞれの「動き方」というのが注目されるようになってきました。「オフ・ザ・ボール」と言われる、ボールを持っていない時の動き方のことです。実際にボールを持っているプレイヤーは一人ですので、その他大勢のプレイヤーがどう動くのかが試合展開や勝敗を左右し、各監督の戦術につながる考え方の基盤となります。本書はポジションごとの動き方はもちろん、攻撃時・守備時・サイドアタック・フィニッシュなどの目的別の動き方、体の使い方、戦術を写真とイラストで解説し、QRコードから動画視聴もできます。現代の欧州サッカーに精通している著者を起用することで、強豪国などが実際に行っているサッカー戦略、ポジショニング、動き方を解説できます。

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