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全九州高校大会は7日、各地で8競技が行われ、長崎県勢はソフトボール男子で大村工が3連覇(昨年は島原工と同時優勝)を飾った。女子の長崎商は準決勝で佐賀女に1-2で敗れた。
フェンシング男子団体の長崎工は昨年に続いて準優勝。空手組手男子団体の佐世保北と九州文化学園は、いずれも決勝進出を逃したが、4強入りを果たした。長崎市で開催された剣道は男女の団体、個人を実施。県勢は女子団体で島原が3位。個人で男子の河野太一(島原)、女子の北山凛桜(同)が3位に入った。
◎大村工 地元インハイへ手応え
V3を達成したソフトボール男子の大村工。2日間ともに30度を超える暑さの中、準決勝、決勝のダブルヘッダーは1点も失わずに快勝した。地元インターハイを想定した戦いで、主将の岡は「池田、北川らがしっかり投げてくれた。準々決勝は先制される苦しい状況でも点数を重ねられた」と手応えを口にした。
準々決勝の鹿児島工戦は初回に先制されたが、その裏に追いつき、二、三回に計5点を奪った。九産大九州(福岡)との準決勝は、四回に均衡を破り、最終回に山﨑、遠藤の連続適時打で突き放す勝負強さを見せた。九州産(福岡)との決勝は、二回に池田の左越え2点本塁打で先行。三回にも池田の2打席連続となる左中間3点本塁打などで一挙5点を加えて勝負を決めた。
インターハイは2年ぶり6度目の頂点を目指す。岡は「まだ隙がある。試合が終わった後の切り替えなど細かい部分をしっかり詰めていきたい」と気を引き締めていた。