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柏崎市の石地海水浴場で7日、おぼれていた男性を居合わせた男性らが救助しました。おぼれた男性は酒を飲んで海に入り、波も高くなって岸に戻れなくなっていたということです。
上越海上保安署によりますと、7日午後5時ごろ、柏崎市の石地海水浴場に来ていて、沖合の波消しブロックまで泳いだ男性2人が岸に戻ろうとしました。しかし、波が高く、沖に向かう流れも強いため岸に戻れず、1人は波消しブロックに戻ったものの、もう1人の43歳の男性がブロックにたどり着けずおぼれてしまいました。
当時2人は、350ml缶のビールを3本飲んでいたということです。
波消しブロックにたどり着いていた男性が、岸に向かって助けを求めたところ、これに気付いた男性3人がそれぞれ浮き輪を持って救助に向かいました。波消しブロックまでたどり着き、協力しておぼれていた男性を引き上げました。
その後、通報を受けて第九管区海上保安本部のヘリコプターや消防が現地に到着。波消しブロックから、男性らを引き上げました。
おぼれていた男性は海水を飲んでいて、肺炎と診断され入院しています。他の男性らは軽傷の人がいて、それぞれ治療を受けるなどしています。
酒を飲んだ状態で海に入り、波が高くなったことも重なっての事故で、上越海上保安署は「飲酒しての遊泳はやめる」「天候が悪い時には泳がない」ことを改めて呼び掛けています。