全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの『The Tortured Poets Department』が11週連続1位

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、テイラー・スウィフトの最新作『The Tortured Poets Department』が連続11週目となる1位を獲得した。11週間は『Fearless』(2008年)と『1989』(2014年)に並ぶ、テイラーにとって自己最長であり、連続では初となった。

連続であれ非連続であれ、11週間以上全米1位に輝いたアルバムを3作以上持つのは、ザ・ビートルズ、ホイットニー・ヒューストンに次ぐ3アクト目だという。ザ・ビートルズは『Meet The Beatles!』(1964年 11週間)、『A Hard Day’s Night』(1964年 14週間)、『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』(1967年 15週間)、『Abbey Road』(1969~1970年 11週間)の4作が、ホイットニーは『Whitney Houston』(1986年14週間)、『Whitney』(1987年 11週間)、映画『ボディガード』のサウンドトラック(1992~1993年 20週間)の3作が11週以上1位を獲得している。

2位には、カントリー・シンガー、モーガン・ウォレンの『One Thing At A Time』が先週の3位から再浮上。ミーガン・ザ・スタリオンのサード・アルバム『Megan』が3位に初登場した。EPとミックステープ、コンピレーション・アルバムを含むと、彼女にとって6作目の全米トップ10ヒットとなった。

今週10位圏内に初登場した新作は、ミーガンの1作のみだった。

Ako Suzuki

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