今夜10時スタート!「マウンテンドクター」主演・杉野遥亮「山で撮影できること自体がすごく贅沢」と撮影への熱意を語る

フジテレビ系で本日7月8日に、杉野遥亮が主演を務める連続ドラマ「マウンテンドクター」(月曜午後10:00=関西テレビ制作、初回15分拡大)がスタート。このたび、杉野がメッセージを寄せた。

ドラマの舞台は長野県松本市。山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・宮本歩(杉野)が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、圧倒的なリアリティーと壮大なスケール感で描く。

すでに中盤に差し掛かっている撮影の手ごたえについて、「やるべきことがたくさんあり、いろいろなことに追われてあわあわする瞬間もあります。ですが、迫力のある映像や、魅力的な画が撮れているのではないかなと思います。僕も、完成した映像を見るのが楽しみです」と笑顔を見せる杉野。

また、主人公の歩が院長(檀れい)に指名されて参加することになった山岳医療チーム・MMT(マウンテン・メディカル・チーム)の雰囲気については、「手術の場面など、チームが一つにならないとできないようなシーンは一体感があり、チームとしてまとまっているなと思います。反対に、カンファレンスのシーンは、八嶋智人さんが中心となって別の空気感をお届けできると思います。役のキャラクター性もあり、僕としてはちょっと傍観(ぼうかん)している感じですが…(笑)」と意味深なコメント。

さらに、「山で撮影ができること自体、贅沢だなと思っていますし、その映像美を画面を通してテレビドラマでお届けできるのはすごくうれしいです。あとは、自分たちが役の心情などを丁寧に伝えていくことができれば、もっともっといい作品がお届けできると思っています。日々、一生懸命頑張っていますので、期待していてください!」と自信をのぞかせている。

本作には、信濃総合病院のメンバーのほか、歩の両親役に石野真子と遠⼭俊也、歩と麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)の同級生で、炭火やきとり「しんちゃん」店主の小松真吾役でSnow Man向井康⼆らも出演する。

【第1話 あらすじ】

北アルプスの麓(ふもと)にある長野県松本市で生まれ育った宮本歩は、ある大切な約束を胸に医師になった整形外科医。11年ぶりに地元に戻り、松澤周子(檀)が院長を務め、同級生で麻酔科医の村松典子(岡崎)がいる信濃総合病院に勤務することになるが、着任早々、整形外科と山岳診療科を兼務するよう命じられる。山岳看護師の鮎川玲(宮澤エマ)によると、山岳診療科は、山で起きた病気やケガの対応と、週1回の山岳外来での診察、さらに、土日には山小屋で泊まり込みの勤務も行うという。事前に何も聞かされていなかった歩は突然の話に戸惑うが、周子には何やら狙いがある様子。しばらくして、外来で診察中の歩の元に、近くの山で遭難事故が発生したとの知らせが入る。周子の指示で、歩は早速、救助用のヘリに乗って現場へ。しかし、眼下に北アルプスの山々が見えてくると、ある記憶がフラッシュバックし、歩の呼吸が徐々に荒くなっていく。現場では、登山用の装備とは思えない軽装の若者6人組が倒れていた。そのうち、ケガを負った2人の応急処置を終えた歩は、彼らから病院へ搬送するよう救助隊に指示。ところが次の瞬間、転んで胸を打ったという別の1人が、胸が痛いと苦しみ出す。患者の意識レベルが低下していくなか、原因がわからず歩の焦りがピークに達し…。病院に戻った歩は院長室を訪ね、なぜ自分が山岳診療科に配属されたのか周子を問いただす。するとそこへ、周子から呼ばれた白衣姿の男が入ってくる。男の名は江森岳人(大森南朋)。同じ病院の循環器内科医で、歩と同じく山岳診療科兼務。そのうえ、国際基準の検定に合格した医師だけがなれる国際山岳医だった――。

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