令和の貯めてる人はケチ活を楽しんでいた!

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楽しすぎてストレスフリー!令和のケチ活は、昔の節約とひと味違う!?令和の貯めてる人はケチ活を楽しんでいた!「楽しみながら貯めたい!」を叶える、今ドキの節約術をフューチャーします。

What's ケチ活?

「ケチ活」とはムダなお金は使わず、ある物で心豊かに暮らす節約活動をさします。「芸能界の節約女王」タレントの松本明子さんも実践し、ケチ=貧乏くさいというイメージを払拭。今や、地球に優しいポジティブな経済活動=ケチ活として注目されています!

サンキュ!2月号でも松本さんの記事が大人気。『この道40年 あるもので工夫する松本流ケチ道生活』(アスコム)も好評発売中

この道40年あるもので工夫する 松本流ケチ道生活

令和のケチ活は、昔の節約とひと味違う!?

節約といえば、ケチケチ!ガマンするというイメージでしたが、今は節約をクリエイティブに楽しむ人が多いんです。楽しいからケチ活マインドがさらに高まり、ケチ活沼にハマる人が続出しています!

●ひと昔前の『サンキュ!』の節約企画
・家電のコンセントをいちいち抜く
・トイレの「小」は3回に1回しか流さない
・真冬でも暖房はつけない

「昔の節約は厳しかった。極寒の日に暖房をつけないお宅に取材に行き震え上がることもありました」(約20年『サンキュ!』在籍OKD談)

ちょっと大変で無理(汗)

●BUT!令和のケチ活は……エンターテインメント☆だから、ストレスフリー!

ケチ活ってすごい!
面白い!
もはや、発明!
SDGsになる

月3万円以上貯めてる『サンキュ!』モニターがやっているケチ活ランキング

1位 ぼろ布をウエスに
2位 家庭菜園
3位 大根の葉の活用

堂々の1位は、着なくなった服や古タオルを切って、使い捨て雑巾に。続いて、数百円の投資でどっさり収穫も夢じゃない家庭菜園。3位は、栄養豊富な大根の葉を食べ切るエコ料理。貯めている人は捨てるはずの物を上手に使い切っているんです。

●捨てちゃうはずの大根の葉が、おいしく食べられる!
お料理上手な『サンキュ!』読者は、こんな食べ方をしているよ。おいしすぎて、家族で争奪戦になっちゃうかも!?

・ふりかけ
ざくざく切った大根の葉を炒め、削り節、しょうゆ、酒、砂糖で調味。「ご飯のおともに最高ですよ!」ナカムラマリコさん(広島県 43歳)

・炒め煮
刻んだ大根の葉、ひき肉を炒め、酒、「三州三河みりん」、しょうゆで調味。「常備菜にぜひ!」tokotokoさん(和歌山県 47歳)

・おにぎり
刻んだ大根の葉を塩もみし、揚げだま、削り節とともにおにぎりに。「子どもに大人気!」せんちゃんさん(東京都 50歳)

令和のみんなのケチ活を見せてもらった!

●本当はお金がかかるところが、0円!!浮いたお金の分、稼いでいるのと同じ!

<教えてくれた人>
あにかさん(愛媛県 40歳)
ごみ&ごみ袋代を減らすべく、楽しいケチ活暮らしに励む。「月の食費は3万円で、家族も大満足!」。

●あにかさんの「しめしめ」「やってやったゾ」ケチ活
・車内で0円ダニ退治
真夏、日当たりのよい場所に停めた車内の温度は、優に50度超え。そこで、「この酷暑を利用しなくては!」と、ダッシュボードでぬいぐるみや布団のダニ退治をすることに。

※可燃性のガスが発生する物や、爆発・出火の可能性がある物は車内に放置しないで下さい

・保冷剤×アロマで芳香剤に
使わなくなった保冷剤※を袋から出し、好みのアロマオイルを数滴混ぜて芳香剤に。「保冷剤のにおいを吸着する性質を利用して、0円フレグランスに。しめしめ(笑)」。

※高吸水性ポリマーという成分が含まれた保冷剤をお使いください。それ以外の物は再利用には適していない場合があります。また、小さなお子さまが口に入れないよう、取り扱いにはご注意ください

・緩衝材がごみ袋に変身
宅配の段ボールのすき間埋めに入っている、エアー緩衝材。「そのまま捨てるのはもったいないので、切り分けて袋状にし、ミニサイズのごみ袋に。我ながら、やってやったゾ!」。

●お金をかけずに、こんなにいい物を作って、私って天才?!地球にも優しいし、自己肯定感までUP~!!

<教えてくれた人>
ひろさん(愛知県 46歳)
リメイクや物を使い切る達人。「高級ハム並みの自家製ハムを作ったりして、食費も楽しく節約中!」。

●ひろさんのとことん使い切るケチ活
・包装袋やリボンをリサイクル
「いただき物に結んであったリボンなどを、そのまま捨てるなんてとんでもない!深さのある菓子缶にためておき、贈り物をかわいくラッピングしたりしてとことん活用します」。

・着物をルームウエアにリメイク
着物をいただいても、全部は着られない……。ならば、リメイクしちゃおう!ってことで、糸をほどいておしゃれなパンツに。「シルクなので肌触りがよく、着心地抜群です」。

・子ども服はかわいく補修
元気いっぱいの子どもの服は、すり切れがち。「せっかくなら、かわいく繕おうと思って、カラフルな刺繍糸でちくちく。子どもも喜んで着ています!」。

●食べ切れず、ムダにすることも一切ナシ!家庭菜園はお得の宝庫

<教えてくれた人>
さくのんさん(埼玉県 36歳)
お財布と地球にやさしいケチ活を、ワクワク楽しみながら実践中。「豆苗は2~3回再生させて食べてます!」。

●さくのんさんの家庭菜園で野菜を育てておいしくケチ活
・万能ねぎがねぎに変身?!
必要な時に必要なだけ使えるように、万能ねぎを栽培。「1袋100円くらいの種から育てているので、コスパは抜群。収穫しそびれると巨大化し、普通のねぎとして使えることも」。

参照:『サンキュ!』2024年7月号「ストレス0で貯めちゃおう!!」より。掲載している情報は2024年5月現在のものです。写真/小林キユウ(おにぎり)、田村昌裕(炒め煮)、渡辺ゆき(ふりかけ)、&『サンキュ!』読者のみなさん 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部

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