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【全国高校野球選手権広島大会1回戦 呉港11―1広(8日)】
呉市のご近所対決は、呉港に軍配が上がった。道路を挟んで立地し、昨夏のベスト8でも顔を合わせた一戦を再び制し、先発小野寺澄司は「絶対勝ちたかった」。4回1失点の好投で五回コールド勝ちを演出した。
地元、呉であった一戦。呉港は全校生徒約580人が応援に駆けつけた。大声援を受け、一回に1番伊藤翔也が三塁打で出塁し、この回、4長短打を集めて4点を先制。伊藤は「(広の先発川辺翔太と)昨夏に対戦した残像あり、低めの球をゴロ、ライナー性で打つことを意識した」と振り返った。
川辺は「相手のチャンスでの応援のすごさにリズムを狂わされた。リベンジしたかったが、相手の力が上でした」と脱帽。後輩に「打倒呉港」を託した。