なにやら楽しそうに遊んでいる1羽のインコ。お気に入りの紙コップをかぶって部屋を歩き回っていますが、まさかのハプニングが。そのあとに見せた反応が、「人間味がある」とX（ツイッター）で話題に。4.3万件の“いいね”を集めた投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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こんなことある？ ショックを隠せないインコ
「大笑いしてたのにずっこけてスンッ……ってなっちゃった……」
そんなコメントが添えられた動画には、紙コップをかぶった1羽のインコが映っています。声を上げ、軽快なステップを踏みながら、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。“ひとり遊び”を楽しんでいます。
しかし次の瞬間、インコはぬいぐるみにつまずいて転んでしまいました。紙コップからチラリと顔を出すも、再び頭を中へ。何事もなかったように、また遊び始めました。
この動画がX（ツイッター）で公開されると、4.3万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「楽しそう笑笑」「ずいぶんと人間味がありますな」「めちゃくちゃかわいいですね！」など、かわいらしいハプニングの様子に多くの声が寄せられています。
明るく陽気なゴシキセイガイインコの男の子・クーピーくん
軽快なステップを披露したのは、ゴシキセイガイインコの男の子で、もうすぐ1歳になる「クーピー」くん。明るく陽気な性格で、おしゃべりが得意だそう。飼い主さんの姿が見えなくなると、「ママー！ ママー！」と大声で呼ぶこともあります。
そんなクーピーくんは、紙コップやトイレットペーパーの芯、お菓子の空き箱など、何かをかぶって遊ぶのが大好き。動画が撮影された日も、お気に入りの紙コップをかぶって、飼い主さんと一緒に遊んでいました。終始ご機嫌でしたが、うっかり転んでしまうと態度が一変。紙コップをかぶり直し、少し恥ずかしそうにぬいぐるみの陰へそそくさと消えてしまいました。
「もともとは紙コップのフチの部分をガジガジ噛んで遊んでいたのですが、ある日突然、自分でかぶって転げ回って遊ぶようになりました。新しいきれいな紙コップもあるのですが、この茶色の紙コップがなぜかお気に入りのようで、ボロボロなのに捨てられずにいます」
インコを愛する優しい飼い主さん あふれる魅力を伝えたい！
幼い頃からインコと一緒に暮らしていた飼い主さん。ひとり暮らしを始め、「鳥さんと暮らしたいな」と考えていたときにクーピーくんと出会いました。体を揺らしながら猛アピールする姿に魅了され、お迎えを決意したそうです。
「小学生の頃から鳥さんと暮らしています。きっかけは、ある日父が持って帰ってきた、コザクラインコの記事が載った新聞の切り抜きでした。そこから興味を持ち、ネットで情報収集をしていたところ、鮮やかな色彩やおしゃべりなどの多彩な芸、愛情深く義理堅いところ、喜怒哀楽がはっきりしているところなどが魅力的だなと感じ、一緒に暮らしてみたいと思うようになりました。現在、実家にもコザクラインコが2羽、保護してその後うちの子になったオカメインコが1羽います」
クーピーくんにたくさんの愛情を注ぎ、幸せな日常をXに投稿している飼い主さん。「個人的な記録用に始めたアカウントですが、たくさんの方に反応していただけて驚いています。このアカウントを通して、鳥さんの魅力が伝わればうれしいです！」と話しています。
○取材協力：ゴシキセイガイインコのクーピー（@coopie_potato）さん
