ピットレーンスタートのペレス、4回ストップで17位「タイヤのギャンブルがうまくいかず。忘れたい一日に」F1第12戦

 2024年F1イギリスGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスはピットレーンからスタートし、17位という結果だった。

 ペレスは予選19番手だったが、チームがパルクフェルメ下でマシンに変更を施し、パワーユニット(PU)の新たなエレメントを入れたことで、ピットレーンからのスタートとなった。

 15番手まで上がったところで、19周目にインターミディエイトタイヤへと交換。しかしコンディションがインターミディエイトに換えるには早すぎ、結局、路面が十分濡れた後に2セット目のインターが必要になり、17番手に落ちた後、浮上できず。4回のタイヤ交換を行いながら走行し、最終的にリーダーから2周遅れの17位に終わった。

2024年F1第12戦イギリスGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=17位(50周/52周)
ピットレーン・スタート/タイヤ:ハード→インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム→ソフト

2024年F1第12戦イギリスGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

 忘れてしまいたい一日だ。何ひとつうまくいかなかった。最初に賭けをしたが、残念ながら今日は必要なものを得られなかった。

 雨の量がもっと早く多くなってくると考えて、早い段階でインターミディエイトを履くというリスクを冒した。でも、インターを履くには早すぎて、前とのギャップが広がり、タイヤも完全に終わってしまった。

 ずっと下位で走り続け、レースをコントロールするのが本当に難しかった。

 とてもがっかりしているが、気持ちを切り替えて前を向こう。この後、短いインターバルがあるのは良いことだ。チームとして、態勢を整え、重要な仕事に取り組まなければならない。

 リズムを取り戻すために、クリーンで良い週末が必要だ。ハンガリーとベルギーでは、調子を取り戻したい。

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