今季初の3連敗…J2いわきFC 大分に終了間際に手痛い失点 中3日で天皇杯とリーグ戦連戦へ

昇格プレーオフ圏内へ、負けられない戦い続くJ2いわきFC。連敗脱出に向けホームで大分トリニータと対戦した。

◇明治安田J2第23節・7月6日ハワイアンズスタジアムいわき
<いわきFC 0-1 大分トリニータ>

「きょうはとにかく相手より走力だったりとか球際だったり、そういうベースのところで上回らなくちゃいけないですし、ホームでしっかり勝てるようにってことで準備してきました」と試合前に話したいわきFCの田村雄三監督。連敗脱出、そして久しぶりのホーム勝利へ。スタジアムには3800人のサポーターが駆けつけ、大分トリニータを迎え撃つ。

試合はお互い譲らない展開に。
大分がゴールに迫れば、いわきもチャンスをつくる。前半38分には、五十嵐のクロスに西川がボレー、こぼれたところに谷村。しかし、大分の堅い守備に阻まれ、0-0で前半を折り返す。

後半、攻撃的な選手を入れチャンスをつくると、後半38分だった。山口のクロスに谷村が頭で合わせゴールネットを揺らす。いわきが先制!かと思われたが、まさかのオフサイド。きわどいところだったがこのゴールは幻に。

一方、試合終了間際にゴールを決められ、0-1で試合終了。
ホーム勝利はお預けとなり、3連敗を喫した。

いわきFCは、順位は変わらず8位。しかし、上位チームと勝ち点差が広がり始めているため次節こそ勝ち切らなければいけない。「中3日」での試合が続く。10日ホームで天皇杯3回戦、そしてすぐ日曜日14日のJ2リーグはアウェーで勝ち点差1のモンテディオ山形と対戦する。

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