市長公用車が盗難被害 黒のアルファード 車庫の鍵壊される 茨城・下妻

盗難にあった下妻市長用の公用車(市提供)

8日午前8時ごろ、茨城県下妻市本城町の下妻市役所で、車庫に駐車していた市長用の公用車がなくなっているのに職員が気付いた。県警下妻署が窃盗事件として調べている。

市秘書課によると、盗まれたのはトヨタのワンボックス車、黒の「アルファード」。2020年12月から5年間のリース契約だった。

7日に市長の代理として副市長が公務で使用し、同日午後10時ごろに運転手の男性職員が車庫に駐車。車と車庫を施錠して帰宅した。翌朝、同じ職員が車庫のドアが開いているのを見つけ、公用車がないのに気付いた。車庫のドアは鍵が壊されていたという。車庫には市長用のほかに5台の公用車があったが、いずれも被害はなかった。

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