青森ねぶた祭 2024年の運行と雑踏対策は?

青森ねぶた祭の開幕まで1カ月を切りました。開幕が迫る中、2024年はどのように運行されるのでしょうか?

8日の青森ねぶた祭実行委員会では、観覧席の販売状況が報告されました。団体・個人ともに、祭最終日となる8月7日は残席ゼロ。個人観覧席は残りわずかの日も見られますが、団体観覧席の申し込みが少ない日は、個人観覧席に振り替えて販売します。

【青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一実行委員長】
「ねぶたの運行自体も、横断客が多すぎるとねぶたの運行に時間がかかってしまうということが、現に去年発生しています、それで去年の8月5日の日に全部のねぶたが必ずしも回れなかったと」

2023年8月5日、ねぶた6台が、予定されていたコースを回り切れませんでした。

そこで全団体が運行コースを一周できるように、8月2日から6日の運行は新町柳町交差点と国道柳町交差点の2地点スタートとします。

そして、協働社交差点の雑踏対策として、ウェディングプラザアラスカ前とホテルJALシティ青森の前で迂回を誘導し、協働社交差点へ入ることを抑止します。

そして、その協働社交差点は原則横断できないとします。

【青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一実行委員長】
「ねぶた師は、1年を掛けて大変なエネルギーと集中力でねぶたを作っていただいております。ですから、それが運行されることによって初めて、特に夜の暗闇の中で光が輝いて運行されることによって、はやしとあいまって素晴らしい演出ができると」
「そのねぶたの良さを皆さまに十分楽しんでいただければと思います」

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