石川県内の能登半島地震の被災地で、空き家に侵入し金庫1台を盗んだ疑いでベトナム国籍の男5人が逮捕されました。
警察によりますと、ベトナム国籍で解体作業員や無職の男5人は、1月23日から25日にかけて能登半島地震の被災地である石川県・中能登町の空き家に侵入。時価約3000円の金庫1台を盗んだ疑いがもたれています。震災前から空き家になっていた住宅でした。
男らは、長野県内の空き家に侵入し金品を盗んだ疑いですでに逮捕されていて、その後の捜査の中で事件が発覚しました。5人は、仕事やSNSを通じて知り合った関係だといいます。それぞれ「盗んだことに間違いありません」と容疑を認めています。
警察は、新潟・石川・長野・富山・栃木の合同捜査班で捜査にあたっていました。他にも、被災地や県内での余罪もあるとみて調べを進めていて、また空き家を狙った犯行が多発しているため、管理の徹底を呼びかけています。