夏の高校野球群馬大会 大会3日目9試合

夏の高校野球群馬大会は3日目の8日、県内3球場で9試合が行われました。

上毛新聞敷島球場の第2試合は利根実と伊勢崎興陽の対戦です。3対1と興陽リードで迎えた3回表。利根実は2アウトから5番小林、6番大塚、1番関の3本のタイムリーなどで、この回1挙5点をあげ6対3と逆転に成功します。その後両チーム得点を重ね、再び興陽が10対8とリードし迎えた7回裏、1アウトランナー3塁で3番山木がレフト線へのタイムリーを放ち、1点を追加して興陽が11対8とリードを広げます。

8回に利根実が1点を返し11対9で迎えた9回表。後がなくなった利根実ですが、ここから反撃にでます。1点を返し1点差に詰め寄った利根実は、1アウトランナー3塁2塁でバッターボックスには4番佐藤。フルスイングから生まれた当たりは値千金のタイムリー3ベース。2者が還って利根実が土壇場で試合をひっくり返します。さらに2ランスクイズなどで4点を加え15対11。一転追い詰められた興陽は9回裏、3番山木が2ベースを放ち意地を見せますが反撃もここまで。両チームあわせて26本のヒットの乱打戦を制したのはベンチ入りメンバー11人の利根実。夏の大会3年ぶりの初戦突破を果たしました。

8日の試合結果です。桐生一16-6大間々(6回コールド) 利根実15-11興陽 高経附5-3沼田 市立太田10-3渋川工 前橋南5-0富岡実 常磐7-2館林 関学大附9-2前橋工(7回コールド) 高崎9-0伊勢崎(7回コールド) 館林商工5-2吉井

© 群馬テレビ