生徒の個人情報が学習用タブレットで閲覧可能に 生徒15人が閲覧 秋田市の中学校

秋田朝日放送

秋田市の中学校で生徒の個人情報が生徒が使う学習用のタブレット端末で閲覧できる状態になっていて実際に生徒が閲覧していたことがわかりました。
秋田市教育委員会によりますと、秋田市の城東中学校で4月上旬から生徒が使用できる校内ネットワークの共有フォルダに3年生123人分の氏名や健康状態・学習状況といった指導上配慮を要する事項などの個人情報が保存され閲覧できる状態となっていました。今月3日に保護者から「生徒が校内で使用する学習用タブレットで個人情報が閲覧できる」と学校に情報が寄せられ、学校が学習用タブレットの履歴の確認や聞き取り調査を行ったところ生徒15人が閲覧していたことがわかりました。いまのところ、外部への流出はないとしています。個人情報は3年生を担当する教諭が前任者から引き継いだ際、誤って生徒が閲覧できる学習用ネットワーク上に保存していました。また、本来設定すべきパスワードも設定していませんでした。学校では8日午後6時半から緊急の保護者会を開き経緯を説明します。

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