リドリー・スコット監督『グラディエーター』続編、2024年公開へ 主演はポール・メスカル

リドリー・スコット監督作『グラディエーター』の続編『Gladiator II(原題)』が、『グラディエーターII』の邦題で2024年に日本公開されることが決定した。

人類の歴史上最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑むーー。ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスらが共演した『グラディエーター』は、第73回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした。

そんな『グラディエーター』24年ぶりの正統続編の監督を務めるのは、前作に続きスコット。『グラディエーター』を含めて過去3度のアカデミー賞ノミネートを誇り、『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラック・レイン』『テルマ&ルイーズ』『オデッセイ』『ナポレオン』など数々の作品を手がけてきた。アカデミー賞作品賞受賞作の続編が同じ監督によって作られるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督による『ゴッドファーザー』の続編、『ゴッドファーザー PART II』以来となる。

主演を務めるのは、『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『異人たち』など話題作への出演が続くポール・メスカル。そのほか、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、1作目でコモドゥス皇帝(ホアキン・フェニックス)の姉・ルッシラ役を演じ本作でも同役で続投となるコニー・ニールセン、さらにジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーらがキャストに名を連ねた。

あわせて公開されたティザーポスターには、前作から25年後のローマ帝国で、時代が巡ってもなお渦巻き続ける様々な陰謀と、抗えぬ運命に翻弄されながら激しい闘いに身を投じる剣闘士“グラディエーター”の姿が捉えられている

また、13点の場面写真も公開。鍛え上げられた肉体を武器に闘うグラディエーターたち姿が捉えられている。

なお、7月9日には初映像となるティザー予告が公開される。

(文=リアルサウンド編集部)

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