チェルシーのマレスカ新監督、サポーターとのつながりの重要性を説く「結束を強める必要がある」

写真:レスターからチェルシーの監督に就任したマレスカ監督©Getty Images

チェルシーの新指揮官に就任したエンツォ・マレスカ監督が、新シーズンの意気込みを語ると同時に、サポーターとつながりを持つ重要さについて語った。クラブの公式サイトが伝えている。

2023-24シーズンを6位で終えたチェルシーは、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督と双方同意の上で契約を解消し、レスターをプレミアリーグ昇格に導いたマレスカ監督を迎え入れた。

44歳のイタリア人指揮官は新シーズンに向けて、「チェルシーは勝たなければならないクラブだ。タイトルを目指しているクラブと競争し、全力を尽くすつもりだ」と意気込みを語った。

また今夏のチェルシーはすでに、トシン・アダラバイヨ、キアナン・デューズバリー=ホール、マルク・ギウ、オマーリ・ケリマンを獲得している。トッド・ベーリー氏のオーナー就任以降、若手有望株の獲得を推し進めるチェルシーだが、マレスカ監督は現在の選手とともに仕事をすることを楽しみにしているようだ。

「私がここにいる理由の一つは、チームが非常に優秀で才能に溢れていると確信しているからだ。選手を成長させることができれば、チームも成長することができる。だから毎日、全員を成長させることが目標だ」

マレスカ新監督はチェルシーの監督就任の際に「ファンが誇りに思えるチームにしたい」と話した。今回のインタビューでもサポーターとのつながりの重要性について説いており、以下のように伝えている。

「クラブとチームが何を改善し、どのようなことをする必要があるか分析しようとしているところだ。そして正しいメンタリティとファンが誇りに思える文化を、できるだけ早く作り上げる必要があるのは明らかだ」

「これは非常に重要なことだ。我々はボールを保持している時も、そうではない時も、攻撃的なチームになろうとしている。特にホームゲームでは、ファンとクラブの間で結束を強める必要がある。チームを後押しするファンがいると、12人の選手でプレーしているようなもので、我々はそれを作らなければならない」

マレスカ新監督を迎えたチェルシーは、日本時間8月19日0時30分にマンチェスター・シティとの一戦で新シーズンの幕を開ける。

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