上場企業分析 物流の事業領域拡大 伊勢湾海運、初の中期経営計画策定 27年3月期、売上高580億円へ 企業価値向上を目指す

 伊勢湾海運(本社名古屋市港区)は、海上運送を中心に船内などの荷役業務、倉庫事業などを手掛ける。2024年3月期は取扱貨物量の伸び悩みなどで減収減益となったが、連結売上高ベースでは過去最高だった23年3月期に次ぐ水準を維持した。国内物流の事業領域を拡大し27年3月期の売上高は、24年3月期実績比で2.3%増の580億円を目指す。

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