“もったいない”から生まれた究極のアップサイクル商品「本鶏だし」。家で手軽に本格的な味を楽しむのはいかがでしょう…♡ #Omezaトーク

By FYTTE 編集部

だしパック、顆粒だし、固形スープの素など、家で料理をするときには使い慣れた「だし」の存在が欠かせません。でもときどきは、いつもの味ではなくて、もっと本格的な深~い味わいの料理が食べたいな~と思うことがあります。今回は、そんな望みを叶えてくれる(でも、かなりお手頃な)「本鶏だし」を紹介します。鶏のうまみとコラーゲンがたっぷりつまったこの商品、じつは究極のアップサイクル商品でもあるんです!

今回ご紹介する「本鶏だし」はS&B食品が開発しました。S&B食品といえば、スパイスやルー、レトルト商品のイメージがあるのではないでしょうか。「本鶏だし」は、こうした商品の製造過程で生まれる有効に使い切れない鶏の部位がもったいないという社員の思いから、5年の年月をかけて作られたアップサイクル商品だそうです。ちなみに私がこの商品を知ったのは今年の2月、クラウドファンディングの形で販売されていたときでしたが、応援購入サイトには期待と応援のコメントが多く寄せられ、最終的には目標金額に対する購入金額が700%を超えるという結果でした(じつは私もこのときに購入しました)。

この商品の原材料は「鶏がら、丸鶏、鶏足」。ひき肉を加工するときに残った親鶏の骨や筋とその周りの肉、鶏がら、丸鶏と、コラーゲン豊富な鶏足が使われているそうです。

中は茶碗蒸しを思わせるような卵色です。今の時期は液体ですが(写真左)、少し寒い時期はぷるぷるしていました(写真右)。栄養成分表示には1袋(100g)当たり「たんぱく質11.3g」「脂質15.2g」とあります。脂ののった鶏皮のような味なのかと思いきや、もっとずっとさらっとしており、さっぱりしているのにふくよかで、まろやかな舌ざわりが感じられる…という、ひと言で表現するのが難しいような、複雑な味わいです。ちなみに袋を開けたとたん、いいにおいがしたのか2匹の飼い猫がすっ飛んできました(笑)

S&B食品のサイトにはいくつかのレシピが載っています。こちらは、調味料は「本鶏だし」と塩だけ、というひたすらシンプルな味つけの「とろとろ卵の鶏だしうどん」です。

薬味の香りが引き立ちます。しょうがや山椒、七味唐辛子なども合いそうです。

ご飯にかけると雑炊風に。

煮もののだしとして使っても、もちろんおいしかったです。

さっぱりした食材が「本鶏だし」によって奥行きのある味わいになるのが魅力的なところ。8袋2000円(税別)でEC販売しています。いつもの料理をちょっと贅沢に味わいたいときにおすすめです。(編集まりりん)

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