全室ジェットバス・AIスピーカー付き 沖縄・名護市のツインラインホテル アネックス棟が11日に開業へ

 カトープレジャーグループ(KPG、東京)が沖縄県名護市幸喜で運営する「TWIN-LINE HOTEL YANBARU OKINAWA」(ツインラインホテルヤンバルオキナワ)のアネックス棟が完成した。11日の開業を前に、関係者を集めた内覧会とセレモニーが8日、同ホテルで開かれた。

 アネックス棟は地上2階建て、全てツインルームの計50室。オーシャンビューのホテル棟(2023年8月開業)に対し、風景や共用スペースでやんばるの森を基調とした。全室にジェットバス付きで、各室に音声を使った人工知能(AI)サービスが利用できるAIスピーカーを備えているのも特徴という。

 KPGの加藤宏明社長兼最高経営責任者(CEO)は「海と森、沖縄の自然を両方楽しめる施設になった。大型テーマパーク開業を控え、幅広い客層に対応したい」と話した。

「ツインラインホテルヤンバルオキナワ」のアネックス棟を見学する人たち。窓からはやんばるの森をイメージした風景が見える=8日、名護市幸喜の同ホテル

© 株式会社沖縄タイムス社