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熊本県菊陽町と連携協定を結ぶバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)熊本ヴォルターズは3日、町内8小中学校にゴール型のごみ箱各1個を贈った。町内の子どもが考えた「捨てたくなるごみ箱」のアイデアを形にした。
昨年度、町内の小学6年生が取り組んだ町の未来を考える授業で、当時、菊陽西小の児童4人は、町が美しくなるようゴール型のごみ箱を発案した。
提案を受けたチームの運営会社の職員が、インターネットで部材を探して手作りした。ごみ箱は高さと投入口の直径が約30センチの円筒形で、ネット部分はプラスチック製。高さ約55センチのボードには選手のサインを入れた。
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この日は4人が進学した武蔵ケ丘中を本村亮輔選手が訪ね、学年集会でごみ箱を手渡した。受け取った生徒は「日々学んでいることが世界を変えていくと実感できた」とお礼を述べた。別の生徒は「これならみんなごみを捨ててくれると思う」と目を輝かせた。フリースローや3点シュートも披露した本村選手は「夢は実現することを知ってほしい」とエールを送った。(林田賢一郎)
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