長岡市・大河津分水 工事現場で斜面崩落 大雨への警戒続く【新潟】

斜面が崩落した大河津分水の工場現場 写真右上が河口方向(8日)

県内は、8日から各地で断続的に大雨が続いています。長岡市寺泊の大河津分水の工事現場では、大雨の影響によるものとみられる斜面の崩落が発生しました。ケガ人はいません。

北陸地方整備局信濃川河川事務所によりますと、大河津分水の工事現場の河口付近の左岸の斜面が崩落。高さ約25m・幅約70mで、8日午前11時ごろから正午ごろにかけて発生したとみられています。
崩落によるケガ人はなく、一般道路や河川の管理への影響はないということです。北陸地方整備局は崩落した斜面付近の排水や、照明を設置し夜間の監視などの対策をとっています。

新潟地方気象台によりますと、県内は梅雨前線の活動が活発化し、10日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い激しい雨が降り、9日は局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。土砂災害や河川の増水、浸水被害などに警戒が必要となっています。

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