東洋英和女学院大学 2026年4月「人間社会学部」を新設し1学部3学科体制へ(仮称・設置構想中)

東洋英和女学院大学は、2026年4月に現在の2学部4学科から「人間社会学部(総合心理学科・子ども教育学科・国際学科)」の1学部3学科に再編する構想を進めている。(設置計画は予定であり、内容に変更があり得る)

新設予定の「人間社会学部(仮称・設置構想中)」では総合心理学科・子ども教育学科・国際学科の3学科を設ける(いずれも仮称・設置構想中)。リベラルアーツ教育を基盤にそれぞれの専門性を深めながら主体的に行動することや現場に関わることを学び、卒業後も学び行動し続けるための基礎の確立を図る。

「総合心理学科(仮称・設置構想中)」では、幅広い視点から人間のこころや行動全般を理解することを目指す。それにより対人関係や社会・文化への理解を深め、学際的な教育内容を通じて現代社会の可能性を探究する。心理学のほか、近接領域を学べるコースも設置予定。

「子ども教育学科(仮称・設置構想中)」では、保育士・幼稚園教諭の資格・免許取得という枠組みだけに留まらず、少子化や子どもを取り巻く環境の多様化に対応できる高度なスキルと知識を身に付けることを目指す。さまざまな背景や福祉的ニーズを持つ家庭の乳幼児ケア、地域での子どもの居場所や遊びなど、「子ども」を軸として、幅広い社会活動を支える保育者・専門職を養成する。

「国際学科(仮称・設置構想中)」は、混迷化する国際社会、多様化する日本社会の構造と実態の理解とともに、異なる社会・文化を背景にする人たちとのコミュニケーションの実践に重きを置いた学びを展開し、さまざまな人々との共生と協働を念頭に、誰一人取り残さない社会を築くために主体的に行動できる人材を育成する。

また、学科・コースを超えて異なる領域の科目を学べる領域横断プログラムの導入も予定し、より充実した教育環境を提供することで、建学の精神「敬神奉仕」を体現する人の育成を図り、キリスト教に立脚したリベラルアーツ教育を展開する。

参考:【東洋英和女学院大学】2026年4月から1学部3学科体制へ(構想中)

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