手っ取り早く“若見え”! 白髪が気になるお年頃のあなたに知ってほしい〈白髪ぼかし〉テク【人気ヘアライター×売れっ子美容師が伝授】

(※写真はイメージです/PIXTA)

「あらゆるパーツの中で、髪ほど女性を変化させるパーツはない」というヘアライターの佐藤友美(さとゆみ)さん。特に40代以降の見た目年齢は髪で決まると言っても過言ではないそう。そこで、さとゆみさんとMINX ginzaディレクターの八木花子さんによる著書『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社)から、ほんの少しのテクニックで何歳も若見えする髪の法則をご紹介!第2回目は、白髪ぼかしテクについてお届けします。

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手っとり早く、若見えしましょう!

白髪は隠さずにぼかすべき

「#脱白髪染め」「#白髪ぼかし」を知っていますか?

最近インスタグラムなどSNSで話題なのが「脱白髪染め」と「白髪ぼかし」のハッシュタグ。これは、白髪を真っ黒に染めるのではなく、むしろ明るい髪にして白髪を目立たなくしようというデザインカラーの提案です。黒い画用紙に白いクレヨンで線を引くと目立つけれど、ベージュの画用紙に白いクレヨンで線を引いた場合は目立ちません。同じようにベースの色を明るくして、ハイライトなどを入れれば白髪は断然目立ちにくくなります。

「脱白髪染め」「白髪ぼかし」の方法は?

さとゆみ:最近よく言われる「脱白髪染め」や「白髪ぼかし」は「白髪染め(グレイカラー)」を使わない方法を指すんですね。

八木:そのとおりです。白髪を一度ブリーチすると、普通の髪と同じようにいろんな色が入ります。明るい色にもできますよ。

さとゆみ:とくにハイライトを入れる施術が人気ですよね。

八木:はい。細かく分け取ったハイライト部分だけブリーチしたあとに、全体をオシャレ染めで染める施術です。ブリーチされた白髪は染まり、ブリーチされなかった白髪も全体が明るいからあまり目立たなくなるんです。

さとゆみ:ハイライトは、毛束を縫うようにとるんですよね。

毛束を縫うように(扶桑社提供)

八木:分け取った部分だけ、アルミホイルの上に置きブリーチします。

分け取った部分だけ、アルミホイルの上に置きブリーチ(扶桑社提供)

さとゆみ:この作業で、髪の表面全体に、明るくなる細い毛束がたくさんできるんですね。

八木:明るい毛束をつくって白髪を目立たなくすることもできますし、さらに上からオシャレ染めをのせてブリーチされた白髪も染めることもできます。

さとゆみ:全体を白髪染めで染めるよりも、透明感があっていいですよね。

佐藤友美
ヘアライター

八木花子
MINX ginzaディレクター

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