9月に「最後の火」 実行委 高齢化で終了決断 萩荘野焼まつり

第47回ファイナル萩荘野焼まつりの成功を目指し準備日程などを確認する実行委

 一関市萩荘地区で半世紀近く続けられてきた「萩荘野焼(のやき)まつり」は、主催する実行委員の高齢化や、後継者の不在などを理由に今年で最後になることが決まった。今年は第47回ファイナル萩荘野焼まつりと銘打ち、9月7、8の両日に尾花が森公園キャンプ場で予定。関係者は有終の美を飾ろうと準備を進めている。

 実行委はファイナル萩荘野焼まつりへの出品希望者に対し、平日午前9時~午後5時に萩荘市民センターで粘土(2キロ単位で一般600円、中学生以下500円)を販売している。

 8月3、4、17、18日午前10時~午後4時には野焼作品制作会を萩荘市民センター夢創館で開き、陶芸サークル会員が参加者を指導する。民区やグループなどから要請された場合は制作指導員を派遣する。

 問い合わせは同センター=0191(24)2325=へ。

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