【東京】木原稔防衛相は9日午前の記者会見で、沖縄県の米軍嘉手納基地で8日に実施されたパラシュート降下訓練について「即応態勢維持の観点から、県外では実施困難な必要最小限の訓練を実施するとの説明を受けている」などと述べ、例外的な訓練との認識を示した。
また、米軍伊江島補助飛行場の滑走路補修に関して、米側が「資材調達に着手したことを確認した」と明らかにした。工期については「日米間での調整が終わり次第お示ししたい」と述べるにとどめた。
パラシュート降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で実施することで日米が合意している。
一方、米軍は同飛行場の滑走路に不具合があり離着陸に適さないため、嘉手納での訓練を「例外」と説明している。としている。
