サガン鳥栖に期限付き移籍の清武、強すぎるセレッソ愛が注目される

清武弘嗣 写真:Getty Images

7月7日に、J1リーグのセレッソ大阪からサガン鳥栖への期限付き移籍が発表された元日本代表のMF清武弘嗣が、自身のInstagramを通じてC大阪への愛を強く強調している。

「本当に大好きなメンバー。みんなと一緒にサッカーができてよかったよ。ありがとう」、「本当に最高のサポーターに出会えて幸せでした。そしてスタジアムに響く、キヨタケコールはずっと忘れる事はないです。大好きなセレッソサポーターのみなさん、10年間共に戦ってくれてありがとうございました。この10年間は僕のキャリアで最大の財産です」

今2024シーズンのC大阪の鳥栖との試合はホーム、アウェイ共に終了しているが、ここまでセレッソ愛を強調されると鳥栖ファンとしては複雑な心境ではないだろうか。

しかし清武のInstagram上には、「清武選手にはリーダーシップを期待しています」、「この若いチームを引き上げてください!」、「鳥栖に新しい風を吹かせて下さい!」などと歓迎のコメントが多数寄せられた。残留争い真っ只中の状況であるが、清武の力で鳥栖がJ1残留を果たせるか注目が集まる。

大分出身であり2008年に大分トリニータからスタートした清武のプロキャリアは、ドイツ、スペインを経由し、今回で7チーム目となる。Jリーグでは259試合に出場しているベテラン。今シーズンは怪我の影響もあってリーグ戦とカップ戦の10試合にしか出場しておらず、得点もアシストも記録していない。

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