下越・佐渡中心に雨 土砂災害・河川増水に警戒呼びかけ【新潟】

雨の影響で斜面が崩落(大河津分水路の工事現場)

県内では、下越や佐渡を中心に断続的に雨が降っています。10日にかけて局地的に雷を伴う非常に激しい雨が降る見通しで、気象台は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけています。

8日、大河津分水路の工事現場では、雨の影響で斜面が崩落しました。
現在、佐渡市には土砂災害警戒情報が発表されています。

午前10時までの24時間降水量は、阿賀町津川で95mm、五泉市村松で87mmなどとなっています。気象台によりますと、梅雨前線が10日にかけて停滞する見込みで、県内では10日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って1時間に50mmの非常に激しい雨が降るところがある見通しです。

10日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多いところで下越が150mm、上越・中越・佐渡が100mmです。さらにその後、11日午前6時までの24時間にも最大120mmの降水量が予想されています。

気象台は、土砂災害に厳重警戒、低い土地の浸水、河川の増水への警戒を呼びかけています。

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