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広島の2軍は9日、山口県岩国市の由宇球場で紅白戦(5イニング制)を行った。2年目の益田武尚が、1回無安打1死球で無失点。カットボールを中心に組み立て2三振を奪い、「良かった感じはある」。投球の幅を広げるための取り組みに手応えがにじんだ。
5月1日の出場選手登録抹消後、黒田博樹球団アドバイザーの助言で、本格的に磨いてきた。この日、あえて直球を封印し、カットボールの精度を確認。「しっかりストライクが入っていけば、ツーシームも生きて、変わってくると思う」と狙いを語った。
ウエスタン・リーグでは9試合で防御率7・04。2軍ブルペンも中崎翔太やケムナ誠、大道温貴らライバルは多い。開幕を1軍で迎えた25歳の益田は、「今のうちにいいものをつかみ、必要とされるようにする」と逆襲を期す。