チームの“柱” 渡邊雄太選手が語る“目標”「パリオリンピックにかける思いは強い」【史上最強】バスケ男子日本代表決定!

バスケットボール男子日本代表のメンバー12人が、2024年7月8日に発表されました。

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ファンの間では早くも“史上最強”と呼ばれている今回のチーム。

中心メンバーは、3年前に東京五輪に出場した渡邊雄太選手と八村塁選手、7日に行われた 韓国との強化試合で大活躍した、若き司令塔・河村勇輝選手。

さらに、日本を代表するスリーポイントシューター、富永啓生選手らが名を連ねました。

そんなチームを束ねるのは、アメリカ生まれの熱き闘将、トム・ホーバス監督。東京五輪では、女子日本代表を史上初の銀メダルに導きました。

月間バスケットボール 堀内涼氏:W杯の時に八村選手はいなかったですけど、そこに彼が入ってきた。新しい経験を積んだ河村選手とか、富永選手もいる。史上最強と言っていいんじゃないかなとは思います。

けがの具合は「神のみぞ知る」

今回のバスケットボール日本代表の“柱”ともいえる存在の渡邊雄太選手。
東京五輪に出場し、アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」でも昨シーズンまで活躍していました。

しかし、6月頭、ワークアウト中に足をけがをしたことを報告。

6月29日にはSNSに、「順調に回復していましたが、1週間ほど前に悪化させてしまい、五輪までの残り時間的に間に合うかどうか、かなりギリギリの状態です」と投稿していました。

五輪本番までにケガは回復するのか?ファンが不安を感じる中、7月2日に「めざまし8」は渡邊選手に小室キャスターが直接インタビューしました。

小室瑛莉子キャスター:渡邉雄太選手、左ふくらはぎを今、けがされているということですけれども、どうですか五輪に向けて、調整の方は間に合いそうですか?

渡邉雄太選手:今、本当に自分の体の使い方だったりとか、そういうことを、一から見直してやってるところなので。逆にけがしないとこういう機会も、なかなか得られないというか、正直、焦りだったりとか、自分自身に対する苛立ちだったりとか、冷静になった時に出てきちゃう部分はあるんですけど、でも、もうそこは忘れて、なんか今逆にいい練習というか、自分自身、いい体を作れているんじゃないかなというふうに思っているんで、あとはもう「神のみぞ知る」っていう感じです。

「神のみぞ知る」。そう語った渡邊選手ですが、一方で、こんな心強い言葉も。

渡邉雄太選手:今やれること全部やってるところなので、なんとか1日でも早く治して、1日でも早くみんなで練習できるようにして。でもあんまり、去年(W杯で)もほぼほぼぶっつけ本番みたいな感じでやって、なんだかんだいい結果残せましたし、もうそういう経験もあるんで、ある意味、いい意味で今楽観的というか、そこまで心配もしてないです。

小室キャスター:けがを乗り越えた経験があるからこそ、今もいいけがとの向き合い方っていうのができているんですね。

渡邉雄太選手:W杯でもう本当にいろんな苦労がありながらも、ようやく掴んだパリへの切符なんで。もうとにかく、やっぱりこのパリにかける思いっていうのは、僕はかなり強いんで。

パリ五輪まであとわずか、“最強”の日本代表は、“最高”の状態で本番を迎えることができるようでしょうか。期待がかかります。

(『めざまし8』 2024年7月9日放送)

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