一番シンプル!苦味軽減なしの「うちのゴーヤチャンプルー」レシピ

人気フーディストの井上かなえ(かな姐)さんの「うちのゴーヤチャンプルー」レシピです。苦味を軽減する作業を一切しないシンプルなレシピ。ゴーヤの苦みが好きな方におすすめですよ。

今でこそほぼなんでも食べられるようになったオットですが、結婚当初~10年くらいまでは

「俺はゴーヤはあんまり…」

とか言っていました。

あんまりってなんやねん。ゴーヤに謝って!

しかし、かぼちゃ・なす・ごぼう・じゃがいも・小松菜・春菊、そしてゴーヤも苦手だったオット、そもそも野菜といえばレタスのことだと思っていたので(=レタスを1枚くらい食べれば十分に野菜を食べたことになると本気で思っていたらしい)、これまでの道のりは長かった。苦労しました。

せっかく作ったものをオットに食べ残されたと言っては、いちいち激怒していた懐かしいあの頃w

妻の作ったものを食べずにお茶漬けとかしてたからね!今では考えられないけど、それが育ってきた環境の違いってことだからねぇ…そないに怒らんでも、と昔のブログを読みながら思う。

妻による愛のスパルタ野菜レッスンにより徐々にだまされて食べられるようになり、今では難易度の高いものまで平気で食べられるようになりました。

長男長女もパパと同じく鍛えられ(みんな同じものを食べていたからw)自然とゴーヤ部門にも入門し、徐々にそのレベルをあげられたんですが、

長らく反抗期をお過ごしだった次女の場合は、そのゴーヤデビューも人一倍遅く、食べるように促しても断固拒否、口を頑なに閉じたままの頑固おやじだったのですが、ようやく反抗期に終わりの兆しが見え始めたころ、あれほど頑なだった態度も徐々に和らぎ、天敵だったゴーヤを口にしてくれるように。←ここまでが長かった

そんな次女がこれなら食べられる!これ好き!言うてくれたゴーヤのから揚げレシピがあったのですが、「こんな味なんや~!ゴーヤって意外とおいしいやん…苦いけどおいしい、これなら食べられるかも…」と思ってもらえればこっちのもの!味さえ知っていただければ!

というわけで

苦味軽減作業を一切せず、ゴーヤの栄養をまるごといただくうちのゴーヤチャンプルーです。

「うちのゴーヤチャンプルー」レシピ

分量:4人分

材料

・豚バラ薄切り…330g

・ゴーヤ…大1本

・木綿豆腐…1丁

・ごま油…少々

・塩…小さじ1/2

・こしょう…少々

・しょうゆ…大さじ1

・かつおぶし…2袋(4g)

作り方

1. ゴーヤは縦半分に切って中の種をつまんで取り(ワタはそのままでOK。ここには苦味がありませんので恐れずにどうぞ、むしろビタミンC)、5mm厚さくらいに切る。豆腐はキッチンペーパーに包んで水気を取り、食べやすく切る。豚肉は5cm長さくらいに切る。

2. フライパンにごま油をひいて豚肉を入れ、中火でさっと炒める。少し色が変わってきたら端に寄せ、空いたところにゴーヤを広げて入れ、焦げ目をつけるように焼き色を付けていく。

3. ゴーヤと豚肉にしっかり火が通ったら豆腐を入れ、豆腐が温まるくらいまで焼き付けたら、塩、こしょう、しょうゆを回しかける。全体を混ぜ、かつおぶしを振りかけて火を止める。

ワンポイントアドバイス

・なるべく大きめのフライパンで作れば、全体に焦げ目をつけながら仕上げることができます。小さい場合は一旦ゴーヤだけ焼き付けて取り出し、豚肉を入れて炒めたところに先ほどのゴーヤを入れる方法で

・にんにくのみじん切りを一緒に炒めることもあります。若者に喜ばれます

・豆腐の代わりに厚揚げを使うと、水切りの手間がありません

めっちゃくちゃおいしい!ゴーヤのおかげでもりもり食べられます。

© アイランド株式会社