2024年夏のボーナス、5割以上が「増える」/使い道は11年連続「貯金・預金」がトップ【LM調査】

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(以下、LM)は、「第60回 Ponta消費意識調査」を実施した。以下、一部内容を紹介する。

2024年夏のボーナス、5割以上が「増える・増える見込み」

まず、2024年の夏のボーナスの金額(世帯あたり・見込み含む)は、前年と比較してどう変化したかを質問。すると、支給金額が「増える・増える見込み」は53.6%、「減る・減る見込み」が31.4%となった。

支給金額(世帯あたり・想定額を含む)を尋ねると、前回調査と比べて「20万円未満」「20万円~40万円未満」「40万円~60万円未満」が減少。一方、「60万円~80万円未満」「80万円~100万円未満」が増加した。特に「60万円~80万円未満」の増加幅が大きく、1.9ポイント増えた。

使い道は約3割が「貯金・預金」

次に、ボーナスの使い道を調査すると、調査開始以降11年連続で「貯金・預金」が1位だった。割合を見ると2021年調査以降は減少傾向が続き、2024年は前回調査から0.6ポイント減の33.4%となった。

2位は6.0%で「旅行(宿泊をともなうもの)」、3位には5.1%で「食品(普段食べるもの)」が続いた。また「特にない」は前回調査から1.8ポイント増え、9.0%だった。

夏のボーナスで支給される金額をどの程度貯金・預金したいか質問したところ、「75%以上」が33.0%、「50%~75%未満」が24.2%となった。合わせると、支給金額の半分以上を貯金・預金したい人は57.2%と半数以上を占めた。

貯金・預金の用途を「決めている」という人は約4割となり、用途を尋ねると「老後の生活への備え」がうち63.0%と最も高くなった。

家計の支出「節約したい」が約7割に

続いて、今月の家計の支出への節約の意向を調査。結果、「節約したい」派は66.9%となり、前回調査より0.1ポイント減少した。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年5月17日(金)~5月21日(火)
調査対象:「Pontaリサーチ」会員
回答者数:3,000人※男性、女性の年代別(20・30・40・50・60代以上)各10セル×300サンプル

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