「すいません…」山崎怜奈を恐縮させた石丸伸二氏の対応「不思議でならない」と泉房穂氏

石丸氏と泉氏

前明石市長で弁護士の泉房穂氏(60)が選挙特番での石丸伸二氏の対応を疑問視した。

9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。都知事選投開票日の7日夜に放送されたフジテレビ系「Mr.サンデー〝七夕決戦〟都知事選SP」での石丸氏と元乃木坂46の山崎怜奈のやりとりに触れた。

山崎は石丸氏に対し「実現したいと思われている公約の内容を拝見して、都知事として国政と都政の内容ってかなり違うと思うんですね。小池さんのこれまでの『0公約』も本来は国政政党として掲げるべき問題、それぐらいの規模だったと思います。石丸さんがこの先やりたい政治って国政レベルなのか、都政レベルなのか、どっちの重きが大きいですか」と質問。選挙公約が都に向けてのものなのか、それとも国を意識したものか問うた。

これに石丸氏は「前提のくだりが全く正しくないと感じましたよ」とピシャリ。山崎が「教えていただけますか」とお願いすると、同氏は「『0公約』と私が掲げた政策、どこに共通点あるというふうに…」「全然次元が違うと思うんですけども。どだい、解決できない問題をつくってしまっていたのが『7つの公約』の実態です」と言い切った。

これに山崎は「小池さんとは分けさせてください、すみません不勉強で…」と謝罪。その後仕切り直したものの、石丸氏は「見方が違うんじゃないでしょうか。国政レベルでやる国防とか外交、それは都の範ちゅうに入りません。でも私があの中でうたったものは、すべて東京都として関与できるものに限定している」と説明した。

山崎は翌8日、Xで「あー怖かった、でも楽しかった、色々若くてすみません…今後とも精進しますので多めに見てもらえますと幸いです」と感想。

2人のやりとりに泉氏は「何も間違ったことを言っていないのに、『正しくない』と断定され、さぞ驚かれたと思う。それでも臆せずに『教えていただけますか』とか、『すみません不勉強で』といった受け答え、立派で誠実な対応だったと私は思う」と山崎の対応を評価した。

その上で石丸氏について「それにしても、石丸伸二氏の対応が不思議でならない…」と疑問の声をあげた。

ネット上でも山崎の対応を評価する意見が多く寄せられている。

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