今年の夏旅はどこへ?節約志向でも“非日常感”を求め各地へ 円安の影響が少ないタイなどが人気

「節約志向」が強まる今年の夏ですが、旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。円安のなか、海外旅行では意外な地域が人気を集めているようです。

JTBによると、この夏、1泊以上の旅行に出かける人はのべ6975万人と見込まれています。 今年、新エリアがオープンした東京ディスニーシーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンが注目ですが、JTBによると国内旅行の平均費用は、去年並みの1人あたり4万2000円だといい、物価高が続くなかで旅行日数を抑えめにする傾向もあるそうです。 名古屋の人に人気の旅行先は?旅行会社に聞いてきました。 「佐渡島や黒部峡谷のトロッコ列車。この辺りのツアーが人気を集めています。北海道は8月限定でセントレアー釧路の飛行機が飛んでいて、そちらのツアーが人気が高いです」(阪急交通社 国内担当 内田勝也さん) 節約志向が強まるなかでも「非日常感」を味わえる場所が人気だといいます。 「北海道なら十勝に行って、大自然を堪能して旭山動物園やおいしいものを食べるなら札幌ですしやジンギスカンを食べるのがいいかなと思います。沖縄はリゾートとしては恩納村、海べりのホテルがたくさんあり、ホテルも良いホテルがたくさんあり、ゆっくりホテルステイを楽しんで、海のアクティビティーを体験して過ごすのがいいと思います」(内田さん)

円安の影響が比較的少ない地域が人気

一方、夏休みといえば海外旅行も人気です。 ただ、頭が痛いのはなんといっても1ドル=160円前後の「円安」。 そんな中、意外な旅行先が人気を集めていました。 「今、円安と言われているが、トルコは現地通貨トルコリラが数少ない日本円が強い通貨。現地に行くと日本人が割安感を感じる」(阪急交通社 海外担当 飯田和良さん) ほかにも円安の影響が比較的少ない地域が人気だといいます。 「台湾、韓国、タイ、ベトナムは円安の影響が少ない国々。予算にわりと近いので、選ぶ傾向が強いと思います。旅行に行きたいという気持ちは皆さん変わらないと思うので、賢く旅行先を選んで、予算感に見合うところが必ず見つかるので、コロナ前の人数まではまだまだ至らないが、去年に比べれば増えているし、これからも増えていくのではないかと期待しています」(飯田さん)

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