7才の双子、3才の女の子、2022年9月には4人目を出産した4児のママであり、たまひよONLINEの連載が人気の山田ローラさん。現在は、九州のチームでプレーするラグビー元日本代表の山田章仁選手とともに福岡県での生活を満喫中の山田ファミリー。
今回は、山田家きょうだいの食事についてのリポートです。
山田ローラ、きょうだいなのにこうも異なる？！子どもが寝つくときのスタイル
上の双子は食べムラ＆だらだら食べ…
世の中の親が一回は経験するであろう、ごはん問題。偏食、小食、食べムラ、食べ過ぎ、お菓子や間食。
子どもが4人もいればそれぞれの問題をほぼ経験した上で、なんと今でも食事の時間は闘いです。
小学生に上がった双子は好き嫌いはあまりないのですが、小さいころは食べムラにかなり悩まされました。大好物なのか？！ってくらいすごい勢いで食べてくれた物でも、翌日にはいっさい手をつけない日々が。絶対に食べてくれる定番のごはんがなかなか見つからず悪戦苦闘。それに加えて食べるペースがとっても遅い！
「早く食べて」を録音して定期的に流そうかなってくらい何百回と言っていたような記憶が…笑。
ダラダラ食べて平気で1時間たっても終わらない。冷めきったプレートを下げようとすると、まだ食べるとギャン泣き。かと言って早く食べてと促しても全く急ぐ(って言うよりせめて一般的なペースになる)気配はない。しまいには双子同士で遊び始めてしまうので、毎回イライラしながらごはんをあげていました。ちゃんとごはんを食べてくれるように色んな作戦を試してみるも、不発続き。
タイマーをかけてもダメ。(まだ終わってないー！と癇癪〈かんしゃく〉)
最初に取り分ける量を少なくしてもダメ。(お代わりしないから量が少なすぎる)
双子で競走してもダメ。(負けたほうが癇癪起こす)
どうしたらふつうに食べてくれるの？！って、何度夫に泣きついたことか。
二女は2品目オンリー食べ、三女はなんでもウェルカム
二女は圧倒的な小食と偏食でした。トマトとアボカドしか食べない日が続き、心配になりすぎて小児科に相談しに行ったこともあります。結果的に、まだ2歳で小さいし、体重も軽めではあるけど順調に増えているから何か食べれたらよし！ってことでした。正確に言うと、「毎日チキンナゲットとポテト食べてるわけじゃないから健康的でいいじゃない！」と明るく答えてくれました。当時この先生の言葉にかなり救われました。
アボカドとトマトを食べてくれるならと思い、その2つが入った料理をつければいい！とアレンジレシピを作ってみても、生の状態じゃないと見向きもしてくれずに不発。トマトもプチトマトを半分に切った物じゃないと口にしてくれず、アボカドはマッシュしてしまうと完全拒否。離乳食期はなんでも喜んで食べてくれたのに、いきなりこのような状況になって戸惑ってしまいました。
そして現在一歳の三女。何か食べてくれるなら大丈夫！と余裕を持って食育を始めたのに、今度はなんでもよく食べる！むしろ一日中食べてるし、おやつも常に欲しがっています。きょうだいの影響でスイーツや味が濃い食べ物のデビューが少し早かったせいもあるかもしれません。とにかくから揚げが大好きだし、お米も好きすぎてしゃもじ盗んで舐めてるし。笑
おやつが収納されている棚も勝手にあけて色々食べ漁っているので、模様替えまでしました。
今までの子は食べて欲しくて色々工夫してきたのに、今度は食べるのを控えて欲しい。4人目にして変化球が飛び出してきたので、新しい経験ばかりです。
4人を通して思うのは、食事の時間は本当に正解がないこと。親としてはバランスよく栄養をとって欲しいけど、こればかりは子どもによります。私も諦めずに毎日身体にいいご飯を提供すると共に、食べてくれなくてもまぁいいか！くらい広い心を保ちたいなと日々思っています。いつかちゃんと食べる日がくるだろうと希望をもっています。ただ現実的には毎日、食べろー！って言ってますけどね。笑
文・写真／山田ローラ 構成／たまひよONLINE編集部
●記事の内容は2024年6月の情報で、現在と異なる場合があります。
「食べるのが遅い」「いつも同じで栄養が心配…」マンネリ化しがちな朝ごはんのお悩みに、管理栄養士が答えます！
山田ローラ
PROFILE
タレント・コラムニスト。1988年9月23日生まれ。アメリカ・アイオワ州出身の日米ハーフ。アメリカで大学を卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー選手の山田章仁さんと結婚、2016年9月に男女の双子を出産。2020年9月に二女、2022年9月に第4子となる三女をハワイで出産し、1男3女の子育て中。2023年から拠点を日本に移し、現在は、「ももち浜ストア」の金曜日レギュラー、「やまだんち」の2番組に出演中です。
