佐渡島の金山-世界遺産登録へ県が追加情報をすべて提出予定 発表見守るPV開催へ【新潟】

発表見守るPV開催へ

世界遺産登録を目指す『佐渡島の金山』について、県はユネスコの諮問機関から求められた三つの追加情報すべてに応じた上で、8月の世界遺産委員会に臨む方針を示しました。

ユネスコの諮問機関は6月、「佐渡島の金山」について追加の情報を求める「情報照会」を勧告。具体的には①北沢地区を構成資産から除外すること②相川鶴子金銀山の緩衝地帯を沖合に拡張すること③鉱業権の所有者が商業採掘をしないと確約することの3点を求めていました。

9日、県議会で開かれた世界遺産登録をめざす議員連盟の総会で、県の担当者が現状を説明しました。

■県の担当者
「勧告を真摯に受け止めて、イコモスの指摘に沿って対応を進めているところです。」

ユネスコの世界遺産委員会は、7月21日にインドのニューデリーで開幕。佐渡島の金山は、7月27日から28日にかけて審議される見通しです。

県は、現地の様子を見守るパブリックビューイングを、新潟市や佐渡市などで開催する予定です。

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