左SB補強急務のマンU、チェルシーDFチルウェルを注視?昨季は長期離脱

ベン・チルウェル 写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、チェルシー(同1部)に所属するイングランド代表DFベン・チルウェル(27)の獲得に興味を持っているようだ。

昨夏にトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)からスペイン代表DFセルヒオ・レギロンをレンタルで獲得したユナイテッド。離脱していたイングランド代表DFルーク・ショーとオランダ代表DFタイレル・マラシアの復帰が近いとされていたことから、今冬にレギロンとのレンタルを打ち切ったが、両者共に不在の状態が続いた。

イギリス『デイリー・メール』によれば、左サイドバックの補強に乗り出しているユナイテッドは新たにチルウェルをリストアップしているとのこと。また、チェルシーはイングランド代表DFを獲得した際に移籍金5000万ポンド(約102億5000万円)を支払っている。

レスター下部組織出身のチルウェルは2015年にトップチーム昇格を果たすと、ハダースフィールドへのレンタル移籍も経験して2020年夏にチェルシーへ移籍。昨季は負傷離脱の影響もあり、プレミアリーグ13試合の出場にとどまった。

なお、ユナイテッドは今夏にボローニャ(イタリア)でプレーするオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの獲得で大筋合意に至ったとされている。加えて、守備強化ではバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)のオランダ代表DFマタイス・デ・リフト、エバートン(イングランド1部)のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトの獲得に乗り出している。

© フットボール・トライブ株式会社