エディ・マーフィ、『ビバリーヒルズ・コップ』テーマソングは「僕のお葬式に流れるはず」

Netflixにて独占配信中の映画『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』で主演を務めたエディ・マーフィのコメントが到着した。

本作は、マーフィ演じる、腕は確かだが型破りなデトロイト市警察の“スーパー刑事”アクセル・フォーリーが、ビバリーヒルズで難事件に挑むアクションシリーズ『ビバリーヒルズ・コップ』約30年ぶりの新作。

久々にカムバックしたアクセル(エディ・マーフィ)の娘の命が危険にさらされ、新たな相棒(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)と組んで事件を追うことに。ビリー(ジャッジ・ラインホルド)やジョン(ジョン・アシュトン)らおなじみの仲間の力も借りながら、悪の陰謀へと挑んでいく。

『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズのテーマソングといえば、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう「アクセル・F」だが、本作では再び劇中歌として登場する。マーフィは「この曲を聞けば誰もがこの映画を思い浮かべるし、きっと僕のお葬式にはこの曲が流れるはず! 『アクセル・F』は間違いなく僕の一部だよ」と語っており、「アクセル・F」が作品のテーマソングでありながら自身のテーマソングでもあることを明かした。

『ビバリーヒルズ・コップ』と『ビバリーヒルズ・コップ2』が世界中で大ヒットを記録し、マーフィの人気を不動のものにした本シリーズ。1作目が公開されてからサウンドトラックの収録曲は次々とヒットチャートを賑わせ、世界観を作る重要な要素のひとつとなったが、マーフィは「映画も音楽も最高なのは知っていたけど相性もぴったりなんて。だけど、サウンドトラックがヒット曲になるとまでは思ってもみなかったよ!」と当時を振り返る。中でもマーフィのお気に入りの曲は、シンセサイザーの響きが強烈にキャッチーなメロディーの「アクセル・F」だという。この曲は、主人公アクセル・フォーリーから名前をとった本シリーズのテーマソングであり、マーフィ自身も“間違いなく僕の一部だ”と語るほどに思い入れがある様子。マーフィは「自分のテーマソングがあるなんて、ジェームズ・ボンドみたいだ!」とユーモラスに語り、喜びを見せた。

そんな「アクセル・F」が、最新作では『ミッション:インポッシブル』シリーズなどの音楽を手がける作曲家のローン・バルフェの手によって新たに編曲され蘇った。『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズのファンだと公言しているマーク・モロイ監督は、「『アクセル・F』を使う許可をもらった時には、この上ない喜びで大はしゃぎしたよ。また、曲を使うだけでなく、2024年の時代に合うよう発展させられることに大興奮だった。映画を製作していた2年間でこの曲を擦り切れるほど聴いたが、未だに聴くと笑顔になってしまうんだ」とシリーズファンのひとりとして楽曲を使用することに大歓喜の様子を見せた。

(文=リアルサウンド編集部)

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