市の若手職員が手作りの「TikTok」で市の魅力を発信 市民にフォローを呼びかける 静岡・沼津市

静岡県沼津市の魅力を広く伝えるため、市の若手職員が中心となって新たな情報発信に取り組み始めました。

難波亮太記者:
「午前の公園で若い男女が楽しげに踊っています。沼津市が今月からティックトック始めました」

「10秒ほどでいい場面を抜きます」

沼津市の若手職員が中心となって7月から始めたティックトックは、短い動画を楽しめるSNSです。

特に10代から20代に人気と言われ、楽曲に合わせて踊る動画が多くの人に共有されるなど、いわゆるバズり現象を引き起こしています。

沼津市によりますと、県内の自治体では浜松市と磐田市が業務委託でティックトックを活用していますが、沼津市では企画や撮影、編集すべてを市の職員が担っています。

1日に投稿した第1弾の動画では、頼重秀一市長と若手職員2人が踊りながら公式アカウントのフォローを呼びかけました。

9日は第2弾の撮影。

汗が噴き出る暑さの中納得いくまで重ねたテイクはなんと11回。

「いいじゃんいいじゃんOKOK」

「ありがとうございまーす」

「笑顔あふれる動画になったと思います」

Q率直に恥ずかしくないですか全世界に発信されること

「その辺は私は大丈夫です」

「大丈夫な人を集めてますちゃんと」

「沼津の広報になるなら別に」

「沼津のためなら」

沼津市では月2回程度動画をアップする予定で、年度内にフォロワー数5000人を目標にしているということです。

沼津市広報課 外岡隆弘主事
「若い人たちに沼津っていうものを知ってもらいたい
というのが第1の目的。市の魅力を自分たちも知ることができたりとか、そういう面でも職員のほうでも、自分で魅力を感じられるんじゃないかなと」

© 静岡朝日テレビ