マルセイユ、マンチェスター・Uのグリーンウッド獲得へオファーを提示も、一部サポーターは加入に反対か

写真:現在グリーンウッドには、マルセイユとラツィオが関心を示している©Getty Images

フランス、リーグアンのマルセイユがマンチェスター・ユナイテッドに所属するメイソン・グリーンウッドの獲得に動いているという。移籍市場に精通しているイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏や、イギリスメディア『Caughtoffside』が報じている。

現在22歳のグリーンウッドは、2022年に恋人への暴行などの容疑で逮捕された。後に無罪となったが、マンチェスター・Uの首脳陣は同クラブでのプレー続行を難しいと判断。2023-24シーズンはヘタフェへレンタル移籍し、36試合で10ゴール6アシストの成績を残した。

今夏マンチェスター・Uに復帰することになったグリーンウッドだが、プレシーズンの初日のトレーニングに参加しなかったようだ。また、マンチェスター・Uの首脳陣と退団について話し合いの場をもったようで、完全移籍の可能性が高まっている。

そんな中、ロベルト・デ・ゼルビ監督が就任したマルセイユがグリーンウッドの獲得に動いているようで、すでに正式オファーを提示したようだ。イギリス『BBC』やロマーノ氏は、交渉がかなり進んだところにあると報じている。

しかしながら一部のマルセイユサポーターは、グリーンウッドの加入を快く思っていないようだ。フランスメディア『RMC Sport』によると、マルセイユサポーターは、グリーンウッドと元パートナーの間に起きた一件に対して疑念を抱いており、SNS上で「#Greenwood Not Welcome」というハッシュタグを立ち上げ、獲得に反対しているという。

またセリエAのラツィオもグリーンウッドの獲得を目指している。先週に2000万ユーロ(約34億円)のオファーを提示したが最初の交渉は失敗に終わったと報じられている。マンチェスター・Uはグリーンウッドの移籍に関して、40~50パーセントのセルオン条項を付帯させることを望んでおり、将来的な収入にも期待しているようだ。

© 株式会社SPOTV JAPAN