新庄監督、五十幡&清宮に最敬礼「足向けて寝られない」 延長制し連敗ストップにご機嫌

日本ハム・新庄剛志監督【写真:小池義弘】

延長10回1死一、三塁で一塁の代走に俊足の五十幡を起用した

■日本ハム 4ー1 西武(9日・ベルーナドーム)

日本ハムは9日、ベルーナドームで行われた西武戦に4-1で勝利し、連敗を4で止めた。延長10回には、代走五十幡の俊足が活きて勝ち越し点を奪い、直後には清宮が待望の今季1号。試合後の新庄監督は開口一番「五十幡さんと清宮さんには足を向けて寝られない」とご機嫌だった。

1-1で延長に突入した試合が動いたのは10回だった。先頭の代打・田宮が死球で出塁し、石井が犠打を決める。水谷が左前打を放つと、指揮官は代走に五十幡を送った。

続く万波の打球は遊撃へ。併殺かとも思われたが、五十幡が二塁でセーフになったことで、遊ゴロの間に決勝点を奪った。新庄監督は「いやー、五十幡君を変えていなかったら、ゾッとしますね」と“切り札”の働きを称えていた。(町田利衣 / Rie Machida)

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