「ウマい」茨城 売り込み 10月、東京・大井競馬場 食や観光 県が大規模イベント

茨城県庁=水戸市笠原町

茨城県は10月26、27の両日、東京・品川の大井競馬場で「茨城をたべよう収穫祭」を初開催する。農林水産物や体験型観光を中心に県内事業者ら約100店舗が出店。「茨城を丸ごと首都圏に売り込む」(県の担当者)大規模な催しとして、茨城県の魅力をPRする。

同競馬場の「ウマイルスクエア」を主会場に開く。県銘柄牛「常陸牛」や生産量日本一の干し芋、クリなど、茨城が誇る農林水産物や加工品を飲食ブースやキッチンカーなどで販売する。

県が力を入れるサイクリングやキャンプなどを模擬体験するアウトドアコーナーのほか、各市町村のブースも設ける予定。

初日の26日夜は、同競馬場で人気の「東京メガイルミネーション」と連携し、参加無料で光の演出を提供する。8月中にも公式サイトを開設し、収穫祭の概要や出店メニュー、ステージイベントなどを公開。県は2日間で4万人の来場を見込んでいる。

収穫祭は2012年から19年まで、県内市町村を巡回開催してきた。県販売戦略課は「茨城県の良いところを全て見てもらえるイベント。首都圏で多くの方に来場してもらい、茨城のファンを増やしていく」としている。

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