ドジャース・グラスナウが腰の張りでIL入り オールスター辞退

日本時間7月10日、ドジャースはタイラー・グラスナウを腰の張りにより15日間の故障者リストに登録したことを発表した。デーブ・ロバーツ監督によると、グラスナウは2日前から腰の張りを訴えていたという。指揮官は「オールスター・ブレイクのあと、彼がいつ投げるかはわからない。でもそんなに長い離脱にはならないだろう」と話しており、軽症で済む見込み。今季のグラスナウはキャリアハイを大幅に更新するペースでイニングを消化しているため、今回の故障者リスト入りはグラスナウに休養を与える意味合いもあるとみられる。

現在30歳のグラスナウはドジャース移籍1年目の今季、ここまで18試合に先発して109イニングを投げ、8勝5敗、防御率3.47、143奪三振を記録。先発の柱としてドジャースのローテーションを牽引していた。過去に100イニングを超えたシーズンは2018年(111回2/3)と昨季(120イニング)の2度しかなく、このままいけば自己最多イニングの更新は確実。ポストシーズンの戦いも見据えつつ、現在のタイミングではグラスナウに無理をさせないのが得策との判断に至ったものと思われる。

オールスター・ゲームに初選出されていたグラスナウだが、故障者リスト入りしたため、出場辞退が決定。代替選手としてハンター・グリーン(レッズ)が自身初のオールスター・ゲームに選ばれている。現在24歳のグリーンは今季がメジャー3年目。ここまで18試合に先発して104回1/3を投げ、5勝4敗、防御率3.45、116奪三振をマークしている。レッズからのオールスター・ゲーム選出はエリー・デラクルーズに次いで2人目となる。

また、ア・リーグでは肩の状態が万全ではないラファエル・デバース(レッドソックス)がオールスター・ゲーム出場を辞退することになり、代替選手としてジョーダン・ウエストバーグ(オリオールズ)が選出された。現在25歳のウエストバーグはメジャー2年目の今季、ここまで83試合に出場して打率.281、14本塁打、49打点、6盗塁、OPS.835を記録。ガナー・ヘンダーソンとアドリー・ラッチマンに続いて、オリオールズの若手野手がまた1人、オールスター・ゲームのロースターに加わることになった(ほかにエース右腕のコービン・バーンズも選出)。

The post ドジャース・グラスナウが腰の張りでIL入り オールスター辞退 first appeared on MLB.JP | MLB日本語公式サイト.

© MLB Advanced Media, LP.