市長が獲得大反対のグリーンウッド、マルセイユのデゼルビ監督は「世界クラスの選手、契約したら息子のように守るが…」

マンチェスター・ユナイテッドからマルセイユへの移籍が噂されているメイソン・グリーンウッド。

将来を嘱望される逸材だったが、女性への性的暴行疑惑などでキャリアは大きく停滞することになった。

不起訴にはなったものの、女性グループなどからの反発もあり、ユナイテッドでのプレーは不可能になったのだ。

マルセイユの市長も「マルセイユの会長にグリーンウッドを採用しないよう要請する。我がクラブを女性を殴った男の恥にまみれさせたくない。このクラブを女性を殴ったような人間の灰で覆われたくない」とグリーンウッドの獲得に猛反発している。

そうしたなか、今季マルセイユの監督に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督は、グリーンウッドについてこう述べた。

「彼はまた契約していないし、言うことはあまりない。ワールドクラスの選手ではある。彼の経歴は知らない。

どんな選手でも契約したら、我が子のようになる。どんな時でも彼らを守る。私生活ではいさめるかもしれないが、公の場では我が子のように守る」

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22歳のグリーンウッドは、2025年6月末でユナイテッドとの契約が満了になる。今季はどこでプレーすることになるのだろうか。

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