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長崎県内は9日、高気圧に覆われ気温が上昇した。島原で35度を観測し、県内で今年初めて35度以上の猛暑日となった。
県内18の観測地点のうち、島原を含む7地点で今年一番の暑さを記録した。各地の最高気温は▽新上五島町有川33.4度▽大村、南島原市口之津32.7度▽長崎32.6度▽佐世保32度など。
環境省と気象庁は熱中症の危険性が極めて高いとして、7日連続で熱中症警戒アラートを発表。涼しい環境にして過ごし、こまめな休憩や水分補給などを呼びかけた。県消防保安室によると、8人が熱中症の疑いで搬送され、重症1人、中等症5人、軽症2人だった(9日午後4時時点)。
長崎地方気象台によると、県内は10日から13日にかけて、梅雨前線などの影響で大雨になる見通し。