聖母の騎士 あの日の1コマ Vol.38 ワタシ 心(心臓)ボロなりマシタ

By 聖母の騎士社

1963年に心臓病悪化のために3ヵ月もの間入院したゼノ修道士は、晩年、心臓病に悩まされることとなりました。

「わたし ボロです。心臓こわれて、一度死にました(1963年に3ヵ月入院した時のこと)。心臓、時々止まる。ガタガタやる、動きます。また歩きますね。することたくさんあって、ゼノ死ぬひまない。」 (1969年10月)

昭和の時代、テレビ、ラジオなどの家電製品は調子が悪くなると叩いて直して(?)いましたが、同時代を生きたゼノ修道士もボロになった心(心臓)を何とかガタガタやりながら、折り合いをつけていたのでしょう。

聖母の騎士 2024年8月号より掲載

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