世界剣道選手権 男女とも団体金 松﨑、草野、竹中の長崎県勢も貢献 

 剣道の第19回世界選手権は4~7日、イタリア・ミラノで行われ、日本は男女とも団体(5人制)で金メダルを獲得した。男子は5連覇、女子は準公式種目だった2000年大会を含めて8連覇。男子は島原高出身の松﨑賢士郎(筑波大大学院)と西陵高出身の草野龍二朗(大阪府警)、女子は島原高出身の竹中美帆(栃木県スポーツ協会)が貢献した。
 決勝は男女とも韓国と対戦。男子は3-1、女子も4-0で快勝した。個人の男子決勝は星子啓太(警視庁)が松﨑を破って初優勝した。日本勢は第1回大会から18連覇。男女とも表彰台を独占した。
 3年に1度開催の世界選手権は、2021年の第18回大会が新型コロナウイルス禍で中止となったため、6年ぶりの開催。審判として西陵高の福田美佐子教諭も参加した。第20回大会は27年5月に東京で開かれる。

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